こんにちは。桜山鍼灸院の藤井です。「腱鞘炎」になる方って結構多いのですが、整形外科とかで治療してもらってもちっとも良く治らないと言って当院を訪ねてくる方があります。
整形外科では、電気治療とマッサージと湿布薬・痛み止めが基本の治療のようですが、東洋医学では、鍼灸を用いての施術になります。

先日、子育て中のご婦人が腱鞘炎でお見えになりました。劇的に痛みを止めるのは、直接灸が有効です。最大に痛む場所へお灸すると直後から痛みが楽になっています。
しかし、手首は生活で使わないわけにはいかないのが現状。また、痛みだしてきます。また、家事で水を使うのでお灸痕が乾燥しにくく頻繁にお灸することも出来ないのです。ふと、刺しっぱなしにできる鍼を思い出し「円皮鍼」なるものをこの患者さんにしてみました。なんとお灸に匹敵する効果が得られます。これならお風呂にも家事にも関係なく3日ほど貼っておけます。道具は使いようですね。貼っている間は痛みの減少が持続しているので何日かに一回貼り換えていけば自然と治癒していくでしょう!場所によって鍼灸の使い方を改めて知った時でした。

お困りの方いかがでしょうか?